【わさびぬーどる】第2回 ぐうらーめん|千葉3大ラーメンの流れを汲む、わさび青春の味。

【わさびぬーどる】第2回 ぐうらーめん|千葉3大ラーメンの流れを汲む、わさび青春の味。

どうも!わさびです。
全国のラーメンバカに告ぐ!本日ご紹介するのは、千葉のラーメン界に君臨する、あの「ぐうらーめん」さんです!

「ぐうらーめん」と聞いてピンと来ないそこのアナタ、人生損してますぜ…?
かの「千葉三大ラーメン」の一角を担う、竹岡式ラーメンの系譜を受け継ぎながらも、その概念をぶっ壊した衝撃の一杯が、ここにはあるんです。

ちなににこの「ぐうらーめん」さんは、わさび青春の味。
高校生の頃から足繁く通い、僕のラーメンの原点とも言える一杯です。
ぜひ行ったことない方は行ってみてください!
(ただし、千葉県の外房の有名店です。千葉の外房は醤油味のしょっぱいのが好きな人たち。そこは頭に入れておいてね。)

まずはここから。|竹岡式ラーメンって何?

「竹岡式ラーメン?なにそれ美味しいの?」って人にも分かりやすく解説するぞ!

竹岡式ラーメンとは、ざっくり言うと、チャーシューの煮汁をお湯で割ったスープが特徴の、千葉発祥ご当地ラーメン。
誕生したお店(梅乃家:富津市)では乾麺を使い、素朴ながらも奥深い味わいが魅力なんです。

梅乃家さん(富津市)でラーメンをトロトロのチャーシューをほおばる、わさび娘。

似ているが別物。

しかし、「ぐうらーめん」さんはこの「竹岡式ラーメン」とは似ているけど全くの別物。
煮汁にお湯だけじゃなく、しっかり「出汁」を使っていて、
さらに、麺も乾麺じゃない、モチモチの中細ストレート麺が、漆黒の醤油スープをこれでもかと吸い上げる。

炭火ラーメン

そして、ぐうらーめんを語る上で絶対に外せないのが、その異名「炭火ラーメン」!
なぜ「炭火」なのか…?それは、この漆黒のスープに深く関係しているんです。
チャーシューの煮汁、そして出汁。
これらが織りなす奥深い味わいの中に、どこか香ばしさを感じる瞬間がある。
これがまさに、ぐうらーめんが「炭火ラーメン」と呼ばれる所以…!

ぐうらーめん(880円)※価格は2025年4月時点の価格です。

一口スープを飲めば、うま味バズーカが脳に直撃!
そんなラーメンです。

ぐうらーめんの味。

スープ

座って待つこと数分、目の前に現れた「ぐうらーめん」は、そのビジュアルからしてもう優勝。
真っ黒に輝くスープに、大判のチャーシューが2枚、そして、竹岡式の流れを汲むみじん切りの玉ねぎ。
この玉ねぎがまたミソで、生の玉ねぎを使ってるから、辛みがビシッと効いてて、濃厚な醤油スープとのバランスがもう絶妙なんですわ。
シャキシャキとした食感もたまらないし、スープの熱で徐々に甘みを増していく変化もまた乙なもの。

おすすめは薬味(玉ねぎ)の追加だぜ!

薬味(玉ねぎ)は150円で追加可能だ!

中細ストレート麺をすすれば、口の中に広がる醤油のキレと旨味、そしてチャーシューから染み出た脂の甘みが混ざり合って、もう「うまい」以外の感情を失います。
さらに、スープの奥底からじんわりと感じる、あの独特の香ばしさ…!他では味わえないこの風味に、一度ハマったら抜け出せなくなること間違いなし!
ラーメン無限機関ここに爆誕。無限に食える。無限に。

トロットロ。トロットロ。

そして、忘れてはいけないのが「チャーシュー」。
とろっとろに煮込まれたチャーシューは、口に入れた瞬間、とろけてなくなる魔法の肉塊。
ガッツリ食べたい人は、チャーシューメンにするのを全力でオススメする。後悔はさせない。
このチャーシューをライスの上に乗せようもんなら、もう。昇天。

このチャーシュー、お持ち帰りもあるからぜひ!!

まとめ

こちらのぐうらーめん、何がすごいって
他のラーメンでは満たされない栄養があるってことなんです。

似てるラーメンは千葉県内にちらほらあるんですが、いまいち満たされない。
これがノスタルジーから来ているのか、味から来ているのか。

もう25年以上食べている僕にはわからん!
なので、みなさんの感想を聞きたい次第ですな。

たぶん1番多い感想は「しょっぱすぎだよ」とか「真っ黒じゃない?」だと思うww
しょっぺーくいもんはうまいんだ!

店舗情報:ぐうらーめん

千葉県山武市成東646-2
定休日:水・木
営業時間:11:00〜20:00(L.O 19:50 ※お料理)
支払い方法:カード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可

関連記事
日中文化交流史を彩る重要人物【第2回】:小野妹子の隋訪問
607年、小野妹子が「日出づる処の天子」の国書を携えて隋へ――。本記事では、その外交の背景と“学び”を通じた日本の国づくりの原点を中立的に解説します。
Details
Details
3ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第2回】:小野妹子の隋訪問
日中文化交流史を彩る重要人物【第5回】:建文帝、日本伝説の謎
建文帝は明朝初期の内乱で失踪しましたが、日本各地に彼が逃れたという伝説が残ります。正史の記録だけでは説明できない謎も多く、現代の研究でも真相は未解明です。東渡説は歴史と伝説の交差点で、今も多くの人々の想像をかき立てています。
Details
Details
3ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第5回】:建文帝、日本伝説の謎
日中文化交流史を彩る重要人物【第1回】:徐福の東渡
秦の始皇帝に仕え、不老不死の薬を求めて海を渡った徐福。その伝説は日本各地に今も残されており、歴史小説や民間信仰を通じて日中の文化交流の象徴となっています。本記事では、徐福伝説の起源から日本各地の伝承、文学における再解釈、そして中日双方の文化的意味について詳しく解説します。
Details
Details
4ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第1回】:徐福の東渡
日中文化交流史を彩る重要人物【第4回】:鑑真と日本仏教の新たな夜明け
日本仏教に欠けていた「正式な戒律」を求めて、若き僧たちは唐へと旅立った。 彼らが出会ったのは、名僧・鑑真。彼は六度の渡海の末、命をかけて日本に戒律と文化を伝えた。 本稿は、その苦難と遺志、そして今に生きる鑑真の精神を描く物語である。
Details
Details
3ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第4回】:鑑真と日本仏教の新たな夜明け
🐯東北って何者!?知られざる中国・東北文化の世界へようこそ!
中国の東北地方(遼寧・吉林・黒龍江)は、日本ではあまり知られていない魅力の宝庫。極寒の地に住む熱い人々、豪快な料理、幻想的な自然風景を、日本人にもわかりやすく紹介します。
Regina_X
Regina_X
4ヶ月前
🐯東北って何者!?知られざる中国・東北文化の世界へようこそ!
【わさびぬーどる】第1回 裏武蔵家|至極の家系ラーメンで心も身体もととのう夏。こんなラーメン、もうほとんどサウナやん。
西千葉駅すぐの名店「裏武蔵家」をラーメン偏差値高めの“わさび”が全力紹介!濃厚なのにキレのあるスープ、無限にすすれる酒井製麺、整うどころか“ぶっ飛ぶ”体験。夏に食べたい家系、ここにあり。
WASABI
WASABI
3ヶ月前
【わさびぬーどる】第1回 裏武蔵家|至極の家系ラーメンで心も身体もととのう夏。こんなラーメン、もうほとんどサウナやん。
日中文化交流史を彩る重要人物【第6回】:明の遺臣・朱舜水と日本儒学が紡いだ思想の軌跡
朱舜水は明朝滅亡後、日本へ渡り儒学を伝えた。安東省庵や徳川光圀との出会いを通じて、日本の思想や歴史に大きな影響を与えた。彼の教えは武士道と響き合い、幕末の志士たちに受け継がれた。朱舜水の思想は日中文化交流の重要な架け橋となった。
Details
Details
3ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第6回】:明の遺臣・朱舜水と日本儒学が紡いだ思想の軌跡
中古プラットフォーム比較|日本・アメリカ・中国・韓国の取引文化と進化モデルとは
日本のリユース市場は信頼性、アメリカは自由取引、中国は効率性、韓国は地域密着が特徴。各国の特色ある中古市場が、持続可能な消費スタイルを促進しています。
Details
Details
4ヶ月前
中古プラットフォーム比較|日本・アメリカ・中国・韓国の取引文化と進化モデルとは
中国人も知らない「ニッポンの中華料理」まとめ
「天津飯」「エビチリ」「餃子定食」…それ、本当に中国にある料理? 本場・中国人が驚く“日本だけの中華料理”を大特集! なぜ日本には和製中華が多いのか、逆に中国の“中華式和食”事情も交えて、食のローカライズ文化を楽しく紹介します。
Regina_X
Regina_X
5ヶ月前
中国人も知らない「ニッポンの中華料理」まとめ
【WASABI FOOD】秩父「パリー食堂」昭和の空気を色濃く残した食堂。
西武秩父駅から徒歩7分。昭和2年創業の「パリー食堂」は、絶メシロードでも話題となったオムライスや、懐かしいクリームソーダ・プリンが味わえる、昭和レトロが色濃く残る名店。看板建築の外観も必見。秩父観光に外せない一軒を紹介します。
WASABI
WASABI
4ヶ月前
【WASABI FOOD】秩父「パリー食堂」昭和の空気を色濃く残した食堂。
日中ネットニーズの全面比較:Webサイト、ミニアプリ、アプリの違い
はじめに 最近、デジタル化がどんどん進んで、ネット事情も国によってまるで違うことに気づきませんか?中国と日本でビジネスをやろうと思うなら、ユーザーの好みや行動パターンを知らないと、まるで暗闇で象を触るようなものです。今回はウェブサイト、ミニ […]
Details
Details
2ヶ月前
日中ネットニーズの全面比較:Webサイト、ミニアプリ、アプリの違い
なぜ中国では「お湯」を飲むのか?日本との食習慣の違い|日中ちがい図鑑
中国では当たり前のように出される「白湯(お湯)」、日本では必ずといっていいほど出てくる「冷水」。何気ない一杯の飲み物に、中日それぞれの文化と価値観の違いが表れています。
aki0o0
aki0o0
5ヶ月前
なぜ中国では「お湯」を飲むのか?日本との食習慣の違い|日中ちがい図鑑
日中韓のコーヒー文化比較:歴史から消費習慣まで
Photo by Jarek Ceborski on Unsplash はじめに コーヒーは世界的な飲み物ですが、東アジアの日本、中国、韓国ではそれぞれ異なる発展を遂げています。本記事では、これら3カ国のコーヒ […]
解構人
解構人
4ヶ月前
日中韓のコーヒー文化比較:歴史から消費習慣まで
キングオブコント2025 決勝進出者決定!今年は「世代交代」と「カオス」が同居する大会に?
キングオブコント2025決勝進出者10組が決定!史上最多3,449組から勝ち上がった精鋭たち。初出場組の勢いと常連組の貫禄がぶつかる“荒れる大会”を徹底解説!
WASABI
WASABI
2ヶ月前
キングオブコント2025 決勝進出者決定!今年は「世代交代」と「カオス」が同居する大会に?
日中文化交流史を彩る重要人物【第7回】:王陽明と陽明学が紡いだ日中の心の絆
本稿は、王陽明の「心学」が誕生した龍場の悟りから始まり、日本への伝播、幕末志士への影響、そして現代の日中交流における再評価までを描いています。「致良知」「知行合一」の思想は、時代や国境を越え、今もなお人々の心に静かに灯り続けています。
Details
Details
3ヶ月前
日中文化交流史を彩る重要人物【第7回】:王陽明と陽明学が紡いだ日中の心の絆