【登山シリーズ①】中国・東北地方の秘境「馬耳山」──猛暑の中、三都市が交わる山頂へ

はじめに
中国の広大な国土には、まだ日本ではあまり知られていない美しい山々が数多く存在します。
この「登山シリーズ」では、中国各地で気軽に楽しめるショートハイキングのスポットを紹介していきます。
第1回となる今回は、中国東北部・遼寧省にある都市「瀋陽(しんよう)」近郊の馬耳山(ばじさん)を訪れました。
32℃を超える真夏日に登った体験と、三つの都市を一望できる絶景をご紹介します。
馬耳山の地理位置:三市境に位置する独特な座標
また週末の短い「定年退職」の 2 日間だ。今週は、中国東北部・遼寧省にある都市「瀋陽(しんよう)」近郊の馬耳山に登ることにした。多くの人が沈陽の山を思い浮かべるとき、最初に思い出すのはおそらく棋盤山だが、実は沈陽には馬耳山も行ってみる価値がある。馬耳山の場所は比較的特殊で、沈陽、遼陽、本渓の 3 つの都市の境目に位置しており、非常に独特な地理的位置を持つ場所だ。

32℃での登山体験:汗と美しい景色の両方の挑戦
私たちが行った日は、天気が異常に暑く、気温は 32 度まで上がった。まだ山の麓に着いただけで、太陽の「熱意」を感じることができ、数歩歩いただけでもう汗が出始めた。登山中はさらに汗が止まらないほどで、服が汗でびしょ濡れになったように感じた。しかし、暑さは辛かったものの、途中の美しい景色は全てが価値あるものだと思わせてくれた。
三市境の独特な眺め:一見で三都市を望む視覚的饗宴
山頂に登ると、視界がぐんと開けた。ここでは遼陽、沈陽、本渓の 3 つの都市の景色をはっきりと見ることができる。遠くの都市の建物が高低錯落し、山脈が続々と連なり、美しい絵巻を構成している。このような一見で三都市を望む独特な眺めは、他の場所ではなかなか体験できないもので、大自然の神々しさと人間の都市の壮観さに思わず感嘆させられる。


登山時間と難易度:週末の散歩に適した楽な旅
馬耳山は高くなく、全体の登山過程は上り下り合わせて 1 時間ほどで、難易度係数は非常に低い。普段運動不足の人や老人や子供を連れた家族にとっても、非常に適した選択肢だ。多くの体力や時間を費やす必要がなく、美しい自然風景と独特な都市景観を楽しむことができる。


個人的な感想とおすすめ:馬耳山、週末のショートハイキングの良い場所
今回の馬耳山登りは、32 度の猛暑の中で少し辛かったものの、全体的には非常に楽しい体験だった。馬耳山は地理的位置が独特で、三市の美景を楽しむことができるだけでなく、登山の時間と難易度が週末のリラックスした散歩にぴったりだ。もしあなたも週末にショートハイキングの良い場所を探しているなら、馬耳山は間違いなく良い選択だ。
以上が今回の沈陽馬耳山登りのご紹介です。次回以降も登山シリーズの他の内容をお届けできるよう、どうぞ楽しみにお待ちください!