Lumix S9 × TTArtisan 50mm F2.0 マニュアルレンズ 初めての実写レポート

※この記事はメーカー提供の製品レビューではなく、個人の使用感を共有するものです。画像は現時点での撮影例であり、レンズの性能を保証するものではありません。
※ 開放F値で撮影後、富士フィルム調に現像した作例です。参考まで。









TTArtisan 50mm F2.0 マニュアルレンズの特徴と、初心者におすすめの理由
TTArtisan(銘匠光学)の「50mm F2.0」は、フルサイズミラーレスカメラ向けのマニュアルフォーカスレンズです。コンパクトで低価格、そしてレトロな操作感が魅力の一本。以下に、このレンズの主な特徴やおすすめシーンをご紹介します。


画像出典:TTArtisanオフィシャルサイト
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メリット
✅ 圧倒的なコスパ
約12,000円(海外では $69)と、フルサイズレンズとしては破格の安さ。
✅ 軽さ・携帯性
重さは約190g。旅行や街中でのスナップ撮影にぴったり。
✅ 中心部の解像力
F2 開放でも十分な画質を持ち、F5.6以降はさらにシャープに。
✅ きれいなボケ
10枚羽根絞りによる、ふんわりと溶けるような背景ボケが魅力。
デメリット
❌ 周辺画質が弱い
F2 開放時は周辺部がやや甘く、F8~F16 に絞る必要あり。
❌ オートフォーカス非対応
オートフォーカス不可、動く被写体は苦手。
❌ 最短撮影距離 0.5m
接写やマクロには向かない。
❌ 逆光に弱い
コーティングがシンプルなため、逆光時はハレ切りが必要。
こんな人におすすめ
📸 コスパ重視の初心者
フルサイズ単焦点レンズを気軽に試してみたい人。
📸 マニュアルレンズ愛好者
レトロな外観とアナログ操作が好きな人にぴったり。
📸 スナップ・ポートレート撮影を楽しみたい人
軽量でF2のボケ味を活かした描写が楽しめる。
🎥 動画撮影者
マニュアルフォーカスによる滑らかなピント送りが可能で、シネマライクな映像に。
おすすめ撮影シーン
🏙 街スナップ
小型ボディと組み合わせて、気軽に持ち出せるのが魅力。
👤 環境ポートレート
開放F2による背景ボケで、人物を印象的に。
🎞 モノクロ・フィルム風表現
金属鏡筒とMF操作の組み合わせで、クラシカルな雰囲気を演出。
✈ 旅先での撮影
荷物を軽くしたい旅行者に最適なサイズと重量。
総評
TTArtisan 50mm F2.0 は、「安くて軽いフルサイズ単焦点レンズ」 として、初心者やマニュアルレンズ好き におすすめです。開放時の周辺画質や逆光耐性には課題 がありますが、ポートレートやスナップ撮影 では十分な性能を発揮します。
「オートフォーカスは不要、とにかく軽くて安いレンズが欲しい」 という方にはピッタリ。さらに高画質を求めるなら、Viltrox 50mm F2.0 などの上位モデル も検討してみてください。